エコー検査(超音波検査)|あたまとおなか 宝田クリニック|狛江市の内科・脳神経外科・消化器内科
エコー検査(超音波検査)とは

エコー検査(超音波検査)は、超音波を使って体の内部を調べる検査方法です。X線を使わないため放射線被ばくのリスクがなく、身体への負担が非常に少ないという特徴があります。また、検査中は痛みを伴わず、多くの場合は短時間で終了します。
腹部エコー
主な検査対象
何がわかる?
- 臓器の大きさや形状、腫瘍・結石・炎症の有無など
- 血流の状態(必要に応じてドップラー機能を使用)
メリット
- 放射線被ばくの心配がないので、定期的な検査が必要な場合にも負担が少ない
- 痛みがほぼなく、着替えなども最小限で済むため、短時間で気軽に受けられる
頸動脈エコー
主な検査対象
何がわかる?
- 動脈硬化の程度(血管壁の厚さやプラークの有無)
- 血管の狭窄や血流の乱れ
- 脳卒中リスクの評価
メリット
- 痛みや放射線被ばくがなく、短時間で脳卒中などの重大な疾患のリスクを把握できる
- リアルタイムで血流を観察できるため、異常が見つかれば早期治療につなげやすい
検査の安全性と簡便さ
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放射線を使用しない
X線検査やCTとは異なり、超音波を使うエコー検査では放射線被ばくがありません。妊娠中の方や定期的なフォローが必要な方にも安心して行えます。
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身体的負担が少ない
ゼリーを塗布し、プローブ(超音波を当てる器具)を肌に当てるだけなので、基本的に痛みや侵襲がありません。検査後の安静や入院の必要もないため、そのまま通常の生活に戻れます。
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短時間で結果の把握が可能
多くの場合、検査時間は15~30分程度。リアルタイムに得られる画像を確認しながら、必要に応じて追加撮影も行うため、効率的に情報が得られます。
このような方におすすめ
- 腹部の痛みや不快感がある方、健康診断などで腹部臓器に異常を指摘された方
- 脂肪肝、胆石、腎結石などの経過観察が必要な方
- 高血圧や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病のリスクがあり、動脈硬化の進行が心配な方
- 喫煙習慣やメタボリックシンドロームがあり、脳卒中リスクを定期的にチェックしたい方
検査の流れ(共通)
1
問診・準備
- 腹部エコーの場合は、検査内容によっては食事制限があることもあります。
- 頸動脈エコーの場合は、特別な食事制限などは不要です。
2
検査
- 仰向けに寝た状態で、プローブを当てながら目的の部位を観察します。
- 検査時間は約15~30分程度です。
3
終了・説明
- ゼリーを拭き取り、検査は終了です。
- 画像を確認し、後日の診察時に医師から結果をご説明します。
ご不安やご不明点がありましたら、遠慮なく当クリニックまでお問い合わせください。