CT検査
CT検査
CT(コンピューター断層撮影:Computed Tomography)は、X線を利用して体の断面を画像化し、血管や臓器、骨の情報を得る検査です。頭蓋内、頭蓋骨の状態も鮮明に描出することができます。検査時間は検査部位や方法によって時間は変わりますが、おおむね5分~15分程度です。
頭部CT検査は、装置の円筒形の部分に頭を入れて受けていただきます。円筒から頭の周りを一周するようにX線が照射され、頭の中を輪切りにしたような断面画像が得られます。
頭蓋骨骨折や外傷性頭蓋内出血の有無、脳出血、くも膜下出血などを迅速に診断することが可能です。
診療所・病院を問わず、まず頭蓋内の状態をみるために最初に行う検査がCT検査です。
気管や気管⽀、肺、縦郭(じゅうかく)などの胸部組織を調べることができる検査です。⼀般の胸部レントゲン検査では⾒つからないような微細な病変を⾒つけることができます。検査時には、⾷事の制限はありませんが、⼤きく息を吸って⽌めるなどの動作をしていただく必要があります。当院で検査は可能ですが、詳細な検査結果は後⽇となります。
また、所⾒次第では、他の医療機関へ紹介となることがあります。
胃、⼗⼆指腸、⼩腸、⼤腸、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など、腹部に存在する多くの臓器の状態を調べることができる検査です。検査を通して、これらの臓器に起こる疾患や腹⽔など、ガスの貯留、炎症状態などの診断に有効です。⾷事のタイミングによっては内容物が残っており、診断が難しくなる可能性があります。当院で検査は可能ですが、詳細な検査結果は後⽇となることがあります。
当院では、造影剤アレルギーや腎機能障害など、副作用・合併症予防の観点もあり、造影剤を使用しての検査は行いませんので、判断が難しい場合があります。
特に腹部CT検査は多くの臓器があり、大きな所見しか判断できないこともあるため、所見によっては他の医療機関へ紹介となることがあります。
下記の内容に当てはまる方は受診いただけない場合があります。事前にご相談ください。
検査当日
検査を担当するスタッフよりご案内します。
CTスキャナーの台に横たわっていただき、必要に応じて、特定の部位をサポートするためのクッションやベルトを用意いたします。
画像の解析
CTスキャンから得られたデータは、コンピューターに送信され、断層画像が生成されます。これらの画像は、医師や放射線技師によって解析され、患者の状態や疾患を確認します。
検査結果について
担当スタッフより、待合室へご案内いたします。
所見によっては専門の読影を行ってから後日結果をお伝えすることもあります。
準備中です。
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